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俺感覚.Blog

こだわりスーツ職人のメッセージ
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読売巨人軍岡本和真選手がんばれ
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    巨人の第89代4番打者、岡本和真内野手(22)は伝統球団の従来の主砲像をぶち壊すユニークな存在だ。年俸8000万円を稼ぐ若者のクローゼットには今、スーツが1着しかない。

     昨年6月から定着した4番に、今季は開幕戦から君臨。3日の阪神戦(東京ドーム)では3回2死で3番丸が先制3ランを放った直後、本塁生還した坂本に「どさくさに紛れて打て」と助言されたとおり、初球の外角速球をとらえた。今季1号はバックスクリーン右への豪快なソロ。新加入の丸と2者連続で、初のアベック弾を記録した。

     7回2死満塁の好機にも、左翼線への2点二塁打でダメ押し。阪神・矢野監督が「ファウルではないか」と抗議に出たこともあり、「疑惑のヒットでしたけどね」と笑いを誘ったが、「当たってましたよね」と打球が三塁手のミットを弾く瞬間は冷静に見えていた。

     豪華な打線の最年少メンバーは堂々、4番の仕事でチームの4連勝に貢献。一方でもっか、意外な悩みを抱えている。紳士の球団はフォーマルな球団行事が多く、遠征の移動中もスーツ着用が義務。ところが若き4番は開幕前、財界人らによる応援組織「燦燦会」の壇上で、原監督に「(入団)1年目のスーツを着ています。彼にはまだ色気より野球です」と暴露されてしまったのだ。

     その場で本人が恥ずかしそうに説明した理由は次の通り。まず昨年末に「ヤナセ・プロ野球MVP賞」授賞式で、贈られたメルセデス・ベンツに試乗しようとした際、スーツのズボンの股が破れてしまった。続いて先月のオープン戦で九州遠征の帰りにもう1着、同じようにビリッ。いずれも下半身を猛烈に鍛え上げた副産物だった。

     文字通りの一張羅。ではなぜ新人時代のスーツだけが生き残ったのか。後日尋ねると「入ったときはめちゃくちゃ太ってたから」。肥満気味の体形だった高校生は、プロの猛練習でいったん締まった後、強靱な筋肉をつけてきたというわけだ。

     とはいえ、昨年オフに6倍増近い年俸8000万円で契約更改したというのに、そもそも3着しかスーツを持っていなかったのも驚きだ。無駄な見栄を張らず、本当に好きなものにだけ惜しみなくお金を使う、さとり世代の現代っ子らしい。

     ただ、指揮官が「社会人だぜ?」と顔をしかめるように、天下の巨人軍の4番に求められる姿というものもある。肉体や成績に伴って社会的な地位も“急成長”。その変化に最も戸惑っているのは本人かもしれない。

     「買いに行かなきゃ」と思案顔の岡本のため、原監督は御用達の洋品店を紹介するという。伝統球団の看板選手を育てるには、グラウンド外でもレッスンが必要なのだ。(笹森倫)
    | - | 08:19 | comments(0) | - | - | - |